2008年6月25日水曜日

問わず語り② その1

 こんな仕事をしているとそれなりに「有名人」「著名人」に会える。三浦和義さんとは、和歌山市であった。確か林真須美さんの冤罪を告発する集会だった。彼は今、サイパンの拘置所。おかげで林さんからは、たまに手紙が届く。オウム真理教の幹部にも会えた。まあどうでもいいことだが、それなりに自慢できる?自治労の大会に行商にでかけた折、目の前をSPを引き連れて村山富市元総理が歩いていた。思わずオーッと声を上げそうになった。確かに眉毛が長かった。
 
 さて夜行バスに乗り始めて14年くらいになる。大阪から、仙台、福島、いわき、宇都宮、横浜、新潟、長野、米子、松江、山口、熊本、鹿児島と利用した。東京からだと弘前、青森、山形、岐阜、津、高松、徳島、下関、福岡と乗車している。札幌から稚内、函館、釧路というのも経験した。京都―東京、東京―青森、函館―札幌と3日続けて車中泊の時は、さすがに疲れた。
だから一時期、夜行バス評論家を気取っていたものだ。その高速バスが、価格破壊のもと急速に運賃が安くなってきている。大阪―東京間だと3千円後半台が登場している。
 最近の夜行バスは、大体が3列。リクライニングのゆったりシートが主流だ。各社によってすわり心地が微妙に違うのである。北海道のバスは、総じてゴージャス感がある。山陰地方へ向かうバスは、もう一つ落ち着けない。確かに昔に比べれば快適になったが、やはり疲れる。その点、フェリーは手足を伸ばして寝られるのがいい。
 
 市民運動のネットワークというものは、どのように形成されてくるのだろう。
 5月に各地にマンション紛争問題に取り組む人たちが、東京でネットワーク作りの集会を開催した。参加者は、首都圏と福岡県の方々が多かった。これはマンションという高層建築物が投資の対象になっていて、その投資が首都圏と福岡に集中しているということだろう。そしてこのネットワーク中心にいるのが、五十嵐敬喜さん。法政大学教授・弁護士。日本で最初に日照権問題を取り上げた人だった記憶している。彼の人脈でマンション紛争問題に関心のある弁護士、地方議員、住民などが集まったようだ。

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